小学校のプールで耳に水が入ってしまい、
抜くのに苦労したことはありませんか?
プールでの耳の水抜き方法を、
耳鼻科の意見も取りつつ、
自然乾燥以外の方法をご紹介しますね。
プールで耳に入った水を抜く方法
学校のプールで耳に水が入ってしまった場合、
簡単な方法があります。
① 水が入ったほうの耳に、さらに水を入れる。
もし、右耳に水が入ってしまったら、首を左に傾け、
右耳に水をたくさん入れます。
その後、思いっきり右に振ると、勢いで耳の中の水が
一気に抜けます。
これはプールで簡単にできるのでおすすめですが、
小さいお子さんや慣れていない人は
怖がってしまうかもしれません。
② 水が入ったほうの耳を、あたたかいプールサイドなどにつけて
横になっていると、自然に出てくる。
耳に水を入れるのが怖い人におすすめです。
プールサイドで横になっているだけでいいので楽ですが、
我が子の小学校のプールの授業中では、
サイドに横になっていると、非常に邪魔扱いされるのだとか。
出来る人はお試しください。
③ 水が入ったほうの耳を下にして、その場でケンケンする。
昔からあった方法です。私も子供時代にやりました。
その場でケンケンしながら、手のひらで耳を叩くと
出やすくなりました。
④ 耳たぶを引っ張ってみる。
⑤ 体を拭くタオルを耳のちょっと中に入れて水を吸わせる。
⑥ 綿棒を用意しておき、水が入ったほうの耳に入れて
水を吸わせる。
⑦ ティッシュペーパーで細いこよりを作り、
ゆっくりと耳の中に差し込む。
ティッシュペーパーのこよりであれば、鼓膜にあたっても
傷つく可能性は低いので、置くまで差し込んでみてもいいでしょう。
ただ、ティッシュのこよりは、雑菌、鼓膜への障害を考え、
避けるべきである、という意見もあります。
⑧ お湯を入れた袋や、お湯に浸したタオルを当て、
数分間横になると出てくる。
以上になります。
どれか1つでも試してみられるといいかと思われます。
私はずっと③をやっていましたが、
耳鼻科のお世話になることはありませんでした。
ただこれは、耳の形などにもよると思いますので、
ダメなときは他の方法をお試しくださいね。
プールで耳に水が入ったら耳鼻科へ行くべき?
プールで耳に水が入っても、上記の方法で取れれば、
耳鼻科へ行く必要はありません。
プールの授業が終わった後、
毎回耳鼻科へ行くのも面倒ですものね。
ただし、上記のどれをやっても、
耳の中で水の音がしていたりするときは、
耳鼻科へ行くことをおすすめします。
耳垢が奥にあって、これが水抜けを邪魔している可能性もあります。
この時はティッシュや綿棒を使いすぎると、
耳の中を傷つけることがありますので、
何回かやっても取れないときは、すぐ耳鼻科を受診しましょう。
まとめ
我が子がまさに小学校でプールをやっていますが、
保育園児からスイミングスクールに通い、水慣れしていたこともあり、
抜けていないのに放っておいたことがあります。
顔を振ると耳が痛い、というようになり、
耳鼻科を受診すると、外耳炎になっていると言われ、
飲み薬を処方されました。
耳の痛みは2日ほどで治まりましたが、
しばらくはプールに入ることを先生にとめられました。
プールに入ることで感染する病気の時と、
けがをしているときはプールには入れないのですが、
「けがをしている」と判断されたようです。
その後、週が明けたら入れましたが、
その時には、耳鼻科の先生による了解届けは必要ありませんでした。
参考になりましたら。