
2月3日は節分♪
毎年、豆を撒くことを楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、犬を飼っている方は、いつのまにか犬が豆を食べてしまっていたという経験もあるのではないでしょうか?
「畑の肉」である大豆は、とても栄養価が高く人間にとって欠かせない食材のひとつですが、犬が間違った食べ方をすると、健康を害してしまうこともあります。
もしも犬が豆を食べてしまった場合はどうするの?とういう疑問にお答えします。
豆まきの豆を犬が食べたらどうなるの?
アレルギーがなければ数粒程度食べても問題ないという話もいくつか聞きますが、犬種や年齢、体調などで差があり一概には言えません。
一般的に、大豆などの植物性たんぱく質の食べ物は、犬にとって消化がしにくく、多量に食べると便と一緒に大豆ごと排出される場合があります。
カロリーが高く、塩分も多少含む節分豆は、犬にとって負担が大きいもの。
犬は満腹中枢が鈍いので、与えるものはいくらでも食べることができますので、知らずに食べすぎると、後々が大変です。
できるだけ与えすぎないこと、それでも心配ならば、やめておいたほうが無難です。
シュナウザーを飼っている友人に聞いた話ですが、数年前に愛犬の前で豆まきをしていると、投げた豆に飛びついてきて10粒ほど食べてしまったそうです。
友人はドッグフードにも大豆が入っているので、直接あげても大丈夫だろうと考えていて気にも留めなかったようです。
しかし、2日後に豆がそのまま便としてでてきたことが気になり、ネットで検索したところ、「大豆をあげてはいけない」という回答がたくさん出て驚いたそうです。
その後はケージに入れておき、犬がいない部屋でこっそりと豆まきをするようになったそうです。
その友人の愛犬はおかげさまで12歳になり、今もとても元気なのですが、豆を与えてしまったことを思い出すと今でもぞっとすると後悔していると言います。
友人のように拾い食いされるケースがほとんどですが、それ以外にも飼い主が美味しそうに豆を食べているときに、容器に入っていた豆を横から取ってしまったり、隣の家が豆まきをした後豆をそのままにしていたので、次の日散歩をしていたら口に入れてしまったなど、いろんな可能性も考えられますね。
まいた豆以外にも、犬が豆を食べてしまう可能性はありますので、犬の前で豆を扱う際は注意が必要です。
豆まきの豆を犬が食べても大丈夫?
一言で言いますと、大丈夫だとは言い切れません。
豆は体内で消化されにくいもののひとつですので、豆の原型のまま便と一緒に排出されてしまうこともあります。
原型のまま便に出たくらい、どうということはないと思うかもしれませんが、実は犬にとっては大きな負担なのです。
これが原因で、消化不良や下痢、軟便などの症状を起こすこともあります。
普段どおり元気であっても、豆が完全に排出するまで、食事をほとんど口にしないというトラブルが出てくる場合もあります。
いつもと違って元気がなく呼吸が苦しそうにしているなどの異常を感じた場合は、必ず動物病院に行き医師の指示に従ってください。
豆まき~犬を飼っている方におすすめの方法は?
犬を飼っているご家庭では、どう豆まきをするのがいいのでしょうか?
友人がしているように、見えないところでこっそりとすることや、犬が飛びつかないようにケージにあらかじめ入れておくという工夫は必要ですね。
もちろんその後発見されないように、徹底的に掃除をする必要がありますが、掃除も簡単で犬にも負担をかけない方法をご紹介します。
- 袋入りの豆を投げる
- 大好きなドッグフードや犬用のボーロを豆の代わりにする
まとめ
いかがでしたか?
犬も大切な家族の一員。愛犬の健康を守るためにも、できるだけ豆を与えない方がよいですね。
犬が豆を食べてしまわないために注意することは、豆を見せないこと、直接撒かないこと、後始末に気をつけることが重要です。
以上のことを気をつけて愛犬と一緒に豆まきを楽しんでくださいね。