洗顔中や入浴中に、そういえばほくろが増えたな・・・と思うことはありませんか?
気になり始めると、体のあちこちにあるほくろが気になって、
どんどん不安になったという人も少なくありませんね。
ほくろってがんになるんでしょ?
聞いたことあるし・・・
さて、本当のところはどうなのでしょう。
ほくろが増える原因は?
ほくろが増える原因に、紫外線がありますね。
若いころ、屋外でスポーツをやっていた
海水浴でかなり日に焼けた
日焼け対策をそんなにしっかりやらなかった
こういう人は、ある一定の年齢になるとほくろが増える確率が高いです。
また妊娠中は、メラニン色素が急激に蓄積されていくようで、
産後の落ち着いたころにお腹を見ると、
あまりのほくろの量にびっくりした!という人も多いようです。
また、「老人性ほくろ」と呼ばれるものもあり、
歳をとるのが原因で、どんどん増えるものもあります。
ほくろが増えるのは病気なの?
ほくろの一部に、がんになる要素を持っているものがあり、
そのせいでほくろが増えるとがんや病気ではないかと不安になる人もいますね。
すべてのほくろががんになるわけではないのですが、
不安だという人のために、比較的簡単な判別の方法をご紹介します。
・黒く丸いもの
・大きさが変わらないもの
・大きさ(直径)が5㎜以下のもの
・最初は点状で徐々に大きくはなるが、直径5㎜以下で成長が止まるもの
◆注意する必要があるもの
・こげ茶色、または茶色のもの(黒いものもあり)
・大きさや形が変化しているもの
・形がいびつで丸くないもの(アメーバーのような形のもの)
・大きさ(直径)が1㎝より大きなもの
一般的な判別方法をご紹介しましたが、
自分が、どうもおかしい、これは病気じゃないのか?と思われるものは、
皮膚科を受診されてくださいね。
また、私の経験で恐縮ですが、私も顔や首、腕にほくろがあり、
若いころに比べると、増えています。
それでも体調にこれといった変化もなく、
若いときにしっかり日焼け対策を取ってこなかったからかと思っているのですが。
ある日、腹部に、3㎜ほどのほくろが集中してできていることに気づきました。
外から見える部分ではなかったこともあり、放っておいたのですが、
しばらくして体調を崩したことがありました。
腹部・・・私の場合は胃の不調でした。
胃カメラを飲んだところ、良性ではありましたが、ポリープが無数にありました。
その後、胃腸にやさしい食生活を取ったこともあり、
翌年にはかなりの量のポリープが消えていたようでした。
そういうこともあるので、思い込みだけで判断するのは
不安材料が残るようです。
ほくろがこれ以上増えないよう、予防するには
急激に増えるほくろの原因が紫外線対策の不足によるものが大きいことを考えると、
その対策をしたほうが、ほくろの量を抑えることができるかもしれません。
日焼け止めを塗り、その後はしっかり落とし、保湿をすることが大切でしょう。
また、ほくろが目立つのはメラニン色素がどんどん生成されているためなので、
それを抑制する化粧品を使用するのもいいですね。
まとめ
急に増えるほくろは、ある程度自分のとる対策で防ぐことができるものもあります。
しかし、見えないところのほくろの増加や、体調の変化に気づいたら、
自分一人で判断せずに、まず病院に行く方がよいでしょう。