秋刀魚や刺身にかけたり、
ポン酢も作れてしまうすだち。
徳島人の私は、秋から冬にかけては
すだちがないと
料理に何か足らない気がして、変な気分になります。
そのすだち、徳島人は何にでもかけて食べるので、
40個(約1キロ)あっても
あっという間に使い切ってしまうのですが、
なじみの薄い人には、
消費が難しいかもしれませんね。
すだちを使った料理は、こちらにかかせていただいているので
参考になりましたら嬉しいです。
ここでは少しずつ使う人に
どうやって保存するか、書いておきますね。
目次
すだちの保存方法は冷凍が一番?
すだちは冷凍保存ができるんですよ。
絞ってからでないと保存できないと
思っている人が多いようですが、
実は、そのまま(実のまま)
冷凍保存ができます。
市販のフリージングパックへ入れ、
なるべく空気を抜いて保存します。
これならすだちがずっと青い(緑色の)ままいてくれるので、
焼き魚の横にちょっと置くだけでも、
とてもきれいで、
「できる奥様」のように思われるかも^^
私の場合は1度に使う量が多いので、
冷凍する必要はあまりないんですけどね。
鍋料理なんかすると、1人で2~3個は
当たり前に使ってしまうので。
冷凍したものは自然解凍だったり、
急ぐ場合は流水で溶かします。。
風味・香りは損なわれないですし、
皮を擦って冷やっこに乗せたり、
クッキー記事に混ぜたりすることもできますよ。
また、冷凍したものを自然解凍して使うと、
まだ若く青い実のものでも搾りやすく、
絞り汁も少し多くなります。
3~4ヶ月はもちますので、
良かったら試してみてくださいね。
すだちの絞り汁の保存方法
すだちは絞り汁にして保存することもできます。
少量ずつ使いたい場合
少量ずつ使いたい場合は、製氷皿に入れて凍らせます。
これを炭酸水で割るのが私のおすすめ。
また、風邪気味かな~・・・と思った時に
製氷皿で凍らせたすだちの汁1つをマグカップに入れ、
その上からあたたかいお湯を注いで
生姜湯ならぬすだち湯にして飲むこともあります。
果汁に含まれるクエン酸は、疲労回復にひと役かってくれますからね。
子供でも普通に飲めますよ。
甘いのが好きな人は、少し砂糖を足してくださいね。
多めの絞り汁を使いたい場
果汁を瓶に入れ、冷蔵庫で保存します。
これを酢飯の酢のかわりに使ったり、
ゼリーにしたりするといいですね。
我が家ではすだちがたくさん採れるのはもう少し後ですが
(実家の庭に気が植わっているので)
たくさん採れたときには、ちらしずしに使ったり、
お稲荷さんを作ることがあります。
甘辛く炊いた揚げと、すだち果汁のさっぱりした酢が
とてもよく合います。
すだちの保存期間はどのくらい?
すだちをそのまま冷凍保存した場合
1年くらいは普通にもちます。
が、それでもやはり3~4ヶ月中には
使い切ったほうがいいようにも思いますね。
忘れてた~!!となった場合でも
1年くらい大丈夫なので、
まあ使えるというふうに考えてもらえたらいいと思います。
絞り汁を保存した場合
製氷皿やフリージングパックに入れて冷凍している場合は、それなりにもちます。
半年くらいは大丈夫だとは思いますが、
我が家は絞り汁を凍らせてもすぐ使い切ってしまうので、
3~4ヶ月くらいとしておきます。
氷、なのでね。
絞り汁を瓶に入れて、冷蔵で保存している場合、
こちらも1ヶ月くらいはもつとはおもいますが、
心配なようなら1週間くらいで使い切ったほうがいいと思います。
まとめ
すだちはたくさんもらったとしても、
みかんや柚子なんかと比べると
とっても少ないです。
地元では1キロの箱で売られていますが、
40個ほどしか入っていません。
よく使う人は、これではあっという間に使ってしまうんですけどね。
これからすだちに挑戦される人は、
どうぞ風味と香りを楽しんでください。
醤油をかけて食べるものには
ほとんど使うことができますので、
香りのいい、さっぱりした醤油を使っていると考えてみてはいかがでしょうか?