すだちをよく見るようになりました。
私は生粋の徳島人なので、
この時期になると徳島名産のすだちをよく食べます。
「食べます」というより、
かけたり飲んだり?しますね。
最近は県外からの需要も多く、
秋刀魚にかけるのは「すだち」か「かぼす」か?
と、議論まで起きているそうですね。
実家にはすだちの木があので
貰ったことはありません。
必要なとき、必要な分だけ収穫するのですが、
黄色くなる直前にはすべて収穫し、
保存しておきます。
ものすごく大量です。
もしすだちを購入したり、いただいたりして大量にあり、
レシピ等に悩んでいるなら、
徳島人がやっている方法が参考になるかと思うので、書いておきますね。
すだちを大量消費するには?
すだちって、1キロでだいたい40個ほどになるんです。
箱でいただいたり購入したりすると、40個入っているということですよね。
秋刀魚にかけるだけなのに、多すぎるよ~!
なんだか目に浮かびそうな光景です。
でもでも、すだちを秋刀魚にかけるだけじゃ、もったいないです!
すだちって、いろんな料理に使えるんですよ♪
すだちのレシピ~ポン酢
よくあるのが、すだちを絞った絞り汁をポン酢にしてしまう方法です。
どうしてこれがいいのかというと、
長持ちするからです。
作り方にもよりますが、
だいたい半年から1年くらい持ちます。
ですが40個程度で作るなら、
そんなに持ちません。
何と言っても、おいしいですので、
あっという間に使い切ってしまうからです。
ポン酢好きにはたまらないんじゃないでしょうか?
ということで、とても簡単ですが
レシピを書いておきますね。
すだち果汁 400cc
醤油 400cc
みりん 80cc
日本酒 40cc
鰹節 20g~
昆布 7センチ
■作り方
① すだちを半分に切り、果汁を絞る。
② みりんと日本酒を鍋に入れ、弱火で煮きる。
※電子レンジで温めてもいいですが、鍋の方が香りがいいように思います。
③ 全てを合わせてガラス容器に入れ、よく混ぜる。
④ 24時間、冷蔵庫で保存する。
⑤ 中身を茶こしなどで漉し、鰹節と昆布を取り出せば出来上がり。
⑥ 果汁入りの手作りポン酢は、寝かせれば寝かせるほどおいしいです。
3ヶ月ほどすると、果汁の角が取れた感じがし、まろやかで絶品です。
③で使っているガラス容器は、こんな感じのものを使ってます。
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涼しい時期ならボールに入れてラップして、冷蔵庫か常温で置いておきます。
出来上がったポン酢の保存容器には、
ガラス容器が断然おすすめです。
実家ですだちポン酢を作っていた時は、
使い終わった醤油の瓶に入れて、
冷暗所で保存していました。
ペットボトルでも大丈夫だとは思いますが、
私は最近でもこんな瓶に保存してますね。
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このサイズでないと、我が家の古い冷蔵庫のポケットに入らないものですから・・・
緑色の、若々しいすだちを1キロ(40個ほど)ほど絞ると、
絞り汁はおおよそ400ccくらいです。
日本酒(日本酒でなくてもOK)を入れない場合は、
みりんを100ccにしていますね。
我が家の割合はこんな感じです。
醤油:果汁:みりん=5:5:1~2
参考になりましたら。
すだちのレシピ~ポン酢以外
せっかくのすだち、ポン酢にせずに使える方法はないの?という方に。
どんな料理に使えるかを書いておきますね。
・鮭のホイル蒸し
・おひたし
・刺身
・天ぷら
・鍋
・大根おろし
・湯豆腐
・焼き松茸
・牛肉のたたき
・味噌汁
・すだち湯
(果汁に好みの量の砂糖を入れて熱湯を注ぐ)
・ノンオイルドレッシング代わりに和風サラダにかける
(レタスときゅうりの上に、海苔、鰹節、すだちと醤油を、食べる直前にかける)
・スプライトで割る
・氷砂糖ですだちジュース
・レモンのかわりに紅茶に浮かべる
・秋刀魚やイワシなどの青魚を一緒に煮る
(お湯を入れるときに一緒に入れる。そのまま浮かべるだけ)
・搾りかすをお湯につけ、洗髪する
たくさんのすだち、せっかくならきれいな緑色のまま、
何とか長く使いたいという人は、こちらもご覧くださいね。
まとめ
すだちはたまにスーパーで見かけるけど、
秋刀魚を食べる時だけよね・・・という方、
ぜひ一度使ってみてください。
とても美味しいですよ。
そう言えばすだちポン酢、
あれにハマってしまうと
市販のポン酢が食べられなくなりますので
お気を付け下さい^^