線香をあげるときのマナー 本数とあげ方に決まりがある?仏壇とお墓の場合を別々にご紹介!

公開日:  最終更新日:2016/07/23

線香

夏休みの予定で友人のほとんどがお盆休みにそれぞれの故郷に帰省するようですが、その中で仏壇やお墓にあげるお線香について話題になり、同じ宗派なのに本数やあげ方が皆違ってて驚いたことがあります。

香炉の真ん中に立たせて使用している人や、線香を2本に折って使う、さらにその2本を立たせないで寝かすという人もいて、また驚き!

ご家庭によってさまざまなしきたりがあるようですね。

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線香をあげるときのマナー 本数とあげ方に決まりがある?

線香の本数は以下の通り宗派によって異なり、だいたい1~3本使用します。

その中で、折る場合、折らずに使用する場合があります。

各家庭のしきたりによってまた異なる場合もありますので、この本数が正しいという決まりはないようです。

■本数に決まりがない
・浄土宗(1~3本)

■折らずに1本使用する
・臨済宗
・曹洞宗
・日蓮宗

■1本を折って2本にする(線香や香炉のサイズによって3本にする場合もあり)
・浄土真宗
・浄土真宗本願寺派
・浄土真宗大谷派
・日蓮正宗

■折らずに3本使用する
・真言宗
・天台宗

線香の本数は、一心に手を合わすという意味で1本、阿弥陀仏と釈迦仏の二尊に手を合わすという意味で2本という意味で決めているとも言われています。

真言宗や天台宗はお線香の数は3本ですが、これは

・御本尊様とご先祖様と故人様へお供えするという説、
・『過去・現在・未来』に供養するという説
・『仏・法・僧』の3宝に帰依するという説
・『身・口・意』の三業を清めるという説

などがあります。

もともと線香の目的はいろいろ言い伝えがありますが、そのひとつに”浄化”をするという意味があり、自分の身や心を清めることを表します。

石鹸で例えると、量を増やしても汚れの落ち方に変わらないのと同じようにお線香の量を増やしても浄化する力は変わらないということですので、お線香は1本で十分とも言われることもあります。

とくに49日までは、お線香は1本のほうがよいと言われています。

これは故人があの世にたどり着くまでにお線香を道しるべにするので、迷わないようにあの世に送るためという理由があるからです。

また、49日までは参列者が大人数になりやすいので、香炉にお線香がいっぱいになってお線香が倒れたり、後ろの人の手に火傷を負わないように1本にするというルールになったとも言われています。

仏壇での線香のあげ方

友人の1人が、自分の実家はお線香を立てるのに義実家は寝かせていたそうで、そこで初めて線香を寝かせるという方法を知ったという話を聞きました。

仏壇の香炉にお線香をお供えする際は、宗派によっては香炉に立てる場合と横に寝かせる場合があります。

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■香炉にたてる場合
・浄土宗
・真言宗
・天台宗
・臨済宗
・曹洞宗
・日蓮宗
・日蓮正宗

■横に寝かせる場合
・浄土真宗
・浄土真宗本願寺派
・浄土真宗大谷派

家庭用の香炉は小さいですので、長い線香を無理して立てすぎると、灰が横に落ちて火事の原因になりやすいことから、折って短くしたり横置きをするようにと決めているところもあるそうです。

長方形の形をした香炉が置いてある場合は横置き用ですので、それに従うとよいでしょう。

真言宗や天台宗はお線香を3本使用し、立て方は香炉の中で逆三角形になるように立てるのが一般的です。

ちなみに、浄土真宗の友人がいますが、お線香は立てて使っているそうです。

浄土宗や浄土真宗の場合は特に、本数に決まりがないのと宗派が細かいので、さまざまなパターンが考えられます。

お線香のあげ方の順序
①仏壇の前に座布団がある場合はその手前で葬家の方に一礼する

②仏壇の正面に座り一礼する

③ろうそくに火をつける

④49日の前なら1本、その後なら指定の本数で線香に火をつけて左右に手を振って消す
(※折る場合は長さにこだわらず適当に折る)

⑤リンを1~2回鳴らして合掌・礼拝する

⑥ろうそくの火も手を振って消す(息を吹きかけて消さないこと)

⑦一礼した後、少し下がり葬家の方に一礼する

お墓での線香のあげ方

お墓参りの場合も、仏壇でお線香をあげているのと同じようにしている方も多いと思います。

中には、数10本も束になったお線香に火をつけて、そのままあげるという方法をとっている方もいらっしゃいますよね。

どちらの方法でも大丈夫です。

後者の方法もありますので、お墓参りで使用するお線香は束になっているものを使用するというのが正しい思っている方もいらっしゃいますが、実際は束になっているものがお墓用という決まりがあるわけではないようです。

お線香は、一般的に箱に入ったものと束にまとめてあるものが販売されていますが、仏壇で使用する場合もお墓参りの場合もどちらのものを使用しても問題ありません。

お墓参りでは一束使い切るというルールになったのは、持ち運ぶときに折れないようにすること、湿気で火がつきにくくならないようにするということ、線香台の形状が一束供えるのに適したサイズになっているということなどの理由があります。

かつては束のものが多く出回っていたので、その名残が残っているのかもしれませんね。

箱入りのものをギフトでいただいたので使用しているとか、お墓参りをする人数が多いから束のものを使用しているなど、いろいろ用途があると思いますが、自分たちが使いやすいものを選んで使用するようにして大丈夫です。

まとめ

大切なことは、手を合わせてお参りをして故人を思う気持ちです。

その気持ちを持つことで十分ですが、それぞれのご家庭でルールというものが存在していますのでその方法に従うことが一番ですね。

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