あさりの砂抜きで失敗しない方法!開かないのはなぜ?お湯洗いしてもいいの?

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あさり砂抜き

あさりがお店で出回ることが多くなると、食卓に出ることも増えますね。

スーパーで購入される方、潮干狩りで実際に採りに行かれる方、あさりを手にいれる手段は様々ですが、美味しく食べるには、まず乗り越えならなければならないことがありますね。

そう、「あさりの砂抜き」です。

火も包丁も使わない、食塩水に浸けるだけという簡単な作業なのですが、正しい方法で行っているかどうかであさりの美味しさが決まるといってもいいかもしれません。

失敗しないあさりの砂抜きの方法をご紹介します。

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あさりの砂抜き失敗しない方法は?

あさりの砂抜きで大切なことは、あさりが普段生活している環境に近い状態にし、その呼吸をうまく利用することです。

あさりは「ロート」と呼ばれる2本の管があります。

これはエサを食べる役割と呼吸をする役割を両方こなして体内の汚れを落とし、砂抜きはこのロートの役割と殻の開閉を使って行われます。

時間・温度・塩分濃度はどれくらい?

あさりが上手に砂を吐くためには、砂抜きの時間と食塩水の温度や塩分濃度に加えて、十分に呼吸ができるよう酸素が必要になります。

砂抜きに適した時間・温度・塩分濃度を下記にまとめました。

【時間】
■海水または3%の食塩水で半日~一晩保存する。

※長時間浸けすぎると、あさりが弱りやすくなります。
※砂抜きをする時間帯は、気温が低くなる夕方から翌朝にかけてがベストです。

【温度】
■あさりは海岸の砂の中に生息しているので、海水の温度に合わせて砂の中のような暗い環境を確保する。

※冬は常温でも問題ありませんが、夏は気温が高いところでは痛みやすいので、クーラーを効かせるなどの工夫をして涼しい場所で砂抜きを行うようにしましょう。
※冷蔵庫で砂抜きを行うと、あさりの活動を抑えてしまうこともあるので、10~15度の冷暗所が理想です。

【塩分濃度】
■あさりの生息していた海岸の海水をペットボトルに入れて持ち帰ることができる場所もあるが、海水がない場合は塩分濃度3%の食塩水を自宅で作る。

※塩分濃度3%というのは、水1リットルに対して、塩30g(大さじ2)です。
※にがりが入った天然の塩を使ったほうが海水に近い食塩水が作れるので、うまく砂を吐かせることができます。

砂抜きをする方法は?

時間・温度・塩分濃度がわかったところで、砂抜きの方法をまとめます。

【砂抜き方法①】あさりをザルに入れて、真水を流しながらゴシゴシこすり洗いをして、ぬめりや汚れを落とす。
※いきなり真水で洗うことはあさりが弱りそうでよくないように思えますが、真水で洗いザルにあげることによって、あさりをストレスフルな状態にさせ旨味が蓄えることができ、海水を加えると砂をより吐きやすくなります。

【砂抜き方法②】底の平らな容器(バッド)に割り箸を2本置き、その上に平たいザルを入れて、あさりが重ならないように並べる。

※人肌ほどの海水または食塩水をあさりが被りすぎない程度に入れて、あさりの活性を高めて、たくさんの砂を吐かせます。これにより吐いた砂がザルの下に落ちるので、再度あさりが砂を吸うということもなくなる。
※蓋を閉めて暗くすることで、アサリの生息環境に似た状態が出来上がるので、砂を吐き出しやすくすることができます。砂の中のように光を当たらない場所を再現しますが、あさりの窒息防止のために、蓋に少し隙間を空けておくことがコツです。
※また、砂抜きを行う際は、あさりが飛び散りやすくなるので、容器の回りに新聞紙などを敷いて水飛びを防止したほうがいいでしょう。

 

あさりの砂抜き 開かないのはなぜ?

砂抜きをしたものの、本当に砂を吐いているのか?とよく分からないという方もいらっしゃると思います。

あさりが常に口が閉じた状態でいると、「このあさり死んでしまったのかしら?」と私も不安になってしまうことがよくあります。

しかし、砂抜きの段階で口が閉じている場合は、あさりが死んでいると限らないのです。

あさりが死んでいるのかを確認するには下記の方法が挙げられます。

①音で見分ける
あさりをつかみ、両手の間でゴリゴリ揉んでみて、響きのある音がするものは生きているが、詰まったような鈍い音がしているのなら死んでいる可能性が高い。

②口を見て開き方を見る
間違えやすいところだが、あさりの口がしっかり閉じている場合は、まだ生きていることが多い。死んでいるものは半開きの状態から刺激を与えても口を閉じなかったり、動かない場合。

③臭いを嗅いでみる
死んだ貝は腐敗菌を出すので臭いを放つ。臭いがいつもよりおかしいなと感じた時は死んだものが混ざっている場合が多い。

あさりが死んでしまう理由は、温度や塩分濃度があさりの生育環境に適さなかったという場合もありますが、砂抜きで水に浸ける時間が長いこと、使用した水の量が多いことも挙げられます。あさりは水中で呼吸をすると二酸化炭素を出すので長時間浸けることで、水の中に二酸化炭素がたまりあさりが酸欠状態になってしまうのです。

水の量が多いのも、水中に酸素が入りにくい環境になってしまうため、あさりが呼吸をしにくくなり弱っていく原因になります。

平らなバッドを利用してあさりが重ならないように並べるのは、あさりの呼吸を阻害しないためです。

ときどき手で貝ごと時計回りにぐるぐると混ぜることを5~6回繰り返し、綺麗な塩水に交換することを2~3回行い、酸素の巡りをよくすることがコツです。

もし死んだものが含まれていたのでしたら、迷わずに破棄しましょう。

ひとつでも死んだものがあると、他のあさりも徐々に弱りやすくなりますので、死んだものと一緒にしておくことはおすすめしません。

それでも死んでいるかわからない場合は、最終手段として加熱して開かないという場合は確実ですので、必ず捨てるようにしましょう。

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あさりの砂抜き お湯洗いしてもいいの?

「あさりを50度のお湯で5分間浸けておくと確実に砂が抜ける」というのをテレビで見て、実際に試したところ砂のジャリっとした音もなく美味しく食べれたという話を母から聞きました。

一度私も試してみたことがありますが、たったの短時間で砂が無くなっていて「砂が残ってる~!」という子どもからのブーイングがこの日はなかったです。

急いでいると、どうしても砂抜きの時間を短縮しがちなので、砂が残ってしまうことが私もよくありますので、時短でできる方法はとてもありがたいものです。

最近、インターネットでもこの方法が出回るようにもなりましたが、「あさりの50度洗い」も、今では定番の方法になっているのかもしれませんね。

こちらの方法はとても簡単でなんと、塩分不要なのがメリットです。

食塩の量を計る(塩分濃度を計算する)という面倒な作業がカットされますのでとても楽になります。

海水に近い環境を作って砂を抜くということが古くから伝わっていますので、この方法に慣れていると、いきなり熱いお湯に浸けるということに抵抗があるかもしれません。

しかし、塩分濃度を気にせずに時短でできる方法ですので、それで砂が抜けるなら…と思うと、試してみる価値はありますね。

誤解しやすいところですが、急にお湯に浸けることで、あさりはすぐに死ぬのではなく、呼吸が苦しい状態になるということですので、その拍子に口を開けて多くの砂を吐くことができ、綺麗に砂抜きができるということなのです。

しかしこちらの方法は、時間をかけすぎたり、温度が高すぎるとあさりは半開きの状態になり、本当に死滅してしまうので、短時間でさっと済ませることがコツです。

温度は、43度~50度の間がベストです。

煮汁が旨味にもなるので、お湯だと旨味が抜けるのでは?と考える方もいらっしゃいますが、もし気になるのでしたら砂抜きをしたお湯を濾して砂を取り除いて再利用すると良いでしょう。

熱を通す方法なので、すぐに食べ切るという方に向いている方法といっても良いかもしれませんね。

まとめ

あさりの砂抜きの方法をご紹介しました。

50度洗いを初めて知ったという方もいらっしゃると思います。

あさりを死滅させずに砂が抜けて美味しく食べられることができれば、どちらの方法で試しても大丈夫ですので、やりやすい方法で行ってくださいね。

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